かみうちの巻 472
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2020/07/31 [No.6355]

ホゴシ
鷹はある程度ほごれて(解れて/ほぐれて、慣れて)くると水を良く飲み、「体振るい/たぶるい」をしたりします。

オオタカがそう言った状態になると、さらに諏訪流では「ホゴシ」を行います。
「返し/かえし」とも言いますが、宮内省編集の本「放鷹/ほうよう」では「ホゴシ」です。
花見先生の提案で始まった(現 NPO法人 )日本放鷹協会の認定試験でも「ホゴシ」で、行われてきました!
※物言いはなかったようです。

ホゴシつまり、ほぐれる(解れる)から来ている言葉で、鷹が気を許す、リラックスする状態に持って行く仕込み(据前からすれば)の流れ全体(ホゴレ/ほぐれさせる)をも言います。

これは鷹が獲物を見て飛び出すようになった時、「羽を割る」と言いますが、その時に水平状態を維持できないと、上手く返せません。
上手く返せなければ「羽合せ/あわせ、はわせ、はあわせ」が、出来なくなります。
ですので、正しい羽合せに繋げるには非常に重要な技術です。
さらに、獲物に掛かり獲物を獲る感覚なので、鷹はさらにホゴレてくるのです。
宮内省では「丸鳩/まるばと」なので、口餌に比べるとより獲物・・・・なのです。
※写真は以前のものです。挑戦したけどカメラの方の問題で良い写真が撮れなかったので・・・・

ついでに・・・・口餌はかたまりの餌です。つまりルアーと大きさが違うが、ラインがないだけで、ルアー感覚。
餌合子の中の餌とは感覚的に別物です。
ましてや、初列風切羽根までついた「羽節/はぶし」や「羽蔓/はずる」(肉のより少ない羽節)はまさにルアーです。
反応が悪い時、大きく振ればまさに・・・・

オオタカ フィニッシュ 弟は「忍縄/おきなわ」付きだと、いろいろ問題が生じそう・・・
昨日、今日と態度も反応も悪くないので、不安でしたが(忍縄を外す日は、毎回またどの鳥もですが・・・)、忍縄を外しました!!


2020/07/30 [No.6354]

箸休めと言うかガッツリ
昨晩は、近所のスーパーでお安めに販売されていた台湾ラーメンの老舗有名店監修とされる「中国台湾料理 ◯仙」の「手羽先煮のたれ」を使い、安価な手羽元でツマミを・・・

     「辛美味です!!」

ラナーハヤブサは、ルアーへのつきが悪すぎ!!
一回止めて、肉色上げた方が良いかも!?
めげてます!!

オオタカ フィニッシュ 弟の方が、早くフリーに出来そう!!
現在、1時間くらい据えているだけですが、本来ならもっと据えるべき・・・なんです。
諏訪流では据えが七割とか八割で、飛ばしたりが残りの・・・
これは網懸の場合、特に据前との馴染みが重要であるためです。
ただ、巣鷹(ハンドレアード個体、インプリント)の場合なんかだと、飽きてきて、変にイラだったりするので、ただダラダラ据えるのが、良いとは思いませんが・・・・


2020/07/29 [No.6353]

据え/据える/据え回し
鷹の仕込みで重要な「据え」ですが、時間、または行う内容により・・・据えとつく名称としては「夜据/よずえ」「架据/ほこずえ」「軒据/のきずえ」「町据/まちずえ」「朝据/あさずえ」「野据/のずえ」「夕据/ゆうずえ」とあります。
ですが、飛ばしていて拳から離れている時以外、つまり拳にいる時はすべて据えていることになります。

果たしてなんのためにするにでしょう!?

「据前/すえまえ」(担当者、飼い主)に馴れてもらう。
当たり前で、大きな目的かと思います。
据前としては嫌われたくはないし、嫌われてては、仕込めません。

次の目的としては環境に慣らす。
鷹はいつもの場所で良くとも、場所が変わると反応が悪くなったりします。
据えていて、遭遇する場面、例えば、近づいてくる人や車など、鷹にとって怖いと思えることが多ければ、多いほど、飛ばした時にコントロール出来なくなることが起きえます。
ですので、怖いと思うものをなくす、減らす目的で据えながら口餌を掛けるなどし、慣らします。

「腹の入れ替え」の為!

ちなみに仕込みの時間を変えることも、反応が変わることがあります。
小鷹の場合は、大きく時間を遅らせたりすると、低血糖を起こし死なせることもありえます。
ですので、据えると言うか、仕込みの時間は同じ時間に!
変える場合は、少しずつ変える。
大きく変える場合は、仕込みの調整を行います。

諏訪流での基本の据えとしては、拳を縦というより、じゃっかん斜めにし、腕から拳まで一直線にし水平に保ちます。
腕の上げ下げ時にも水平を保ちます。
一番良くないのは、腕を捻ること、木の枝は回転しませんから・・・・
花見先生の時代には、拳に湯呑みを乗せて練習したり、鷹の前には鳩で練習したそうです。

諏訪流ではありませんが、吉田流にはわざと拳を揺らす「神輿据え/みこしずえ」と言う据え方もあります。
これは、鷹を据えて馬に乗ったり、あまり上手でないお殿様に据えて頂く時などに、鷹が嫌がらないようにしておくためとも言われています。

また他国などでは腹の入れ替えを強制的にするために、わざと落ち着かせないよう、揺らしたり、捻ったりしたりすることもあるようです。


2020/07/28 [No.6352]

フード仕込み
自身が試みた限り、ハヤブサ類に比べ、ワシタカ類の方が難しく、なかでもオオタカ・ハイタカ類は難しい、またペアレントレアード個体より、ハンドレアード個体(インプリント)の方が難しい!

私は、背中を触られるのを当時嫌っていたGBスパ(オオタカ×ブラックスパ ハイブリッド)にバックパック、さらには取材でカメラを背負わすと言う必要に迫られ、フード仕込みをはじめました・・・と言うか真面目に取り組むことに・・・・
このGBスパは、手で顔を触るのは嫌がっていた個体(神滝と言う名で日記には出ている子)です。
なので、フードなんて出来ないだろうと思っていたんですが、なんとなくやっていると、出来るもんで・・・・
 
   顔触るのは嫌なくせに・・・

それはさておき、今のオオタカ フィニッシュ 弟も仕込んでいます。
まぁ、まだなんとも言えませんが、楽に出来る・・・感じでは、なさそう・・・・


2020/07/27 [No.6351]

バックパック
装備品の中でバックパックは、ここ10年位はどの鳥にも付けています。
波多野鷹匠に推奨されたのは、さらに10年くらい前(なので20年くらい前からと言うことに)からです。
ただ、当時は鈴板に発信器をつけて、とりあえず問題がなかったので「あまりオオタカの背中を触りたくない!」、そもそも「バックパックをどう装着するか?」など、課題がありなかなか取り組めませんでした。
その後、マーシャルからテフロンリボンと台座のついたセットが販売されたことで、私も取り組みはじめました。

また、特にGBスパ(オオタカ×ブラックスパ ハイブリッド)の硬い羽根・・・「傷むわ!」「折れるわ!」あげく鉄塔での渡り仕込み中、ハヤブサに蹴られて「鈴付/すずつき」(上尾/うわお)が根元から折られてしまいました。
その為、鈴も発信器も足につけることになり、不便を強いられてからは、マジメに取り付け方から工夫して取りつけることに・・・・・

私はマーシャルの推奨する付け方はしていません。独自工夫の付け方です。
ゆるかったり、キツかったりした場合、調整がしやすいのと、再利用が可能にしたかったので・・・・・

今まで、2枚の尾羽(鈴付/上尾)に鈴&鈴板、発信器という負担を、全体ではバックパック分の重量負担は増すものの、発信器を背中に回すことで尾羽2枚にかかる負担を分散できます。

何度も繰り返しますが、鷹に装備品をつけることは負担ですし、リスクもあります。
数グラムでも軽いほうが良いし、要らないものは付けたくありません。
特に足には足革と足環だけにしたい。
言うならば、背中につけるバックパックや鈴(尾羽とは言え背側)でも、藪を抜けてくるような場合、引っかかることはありえます。

くれぐれも甘く考えない方が良いと思います。


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