2020/08/02 [No.6357]
丸バシ
オオタカ フィニッシュ 弟は、忍縄を外す前に数回「丸バシ/まるばし」「丸嘴仕込み/まるばしじこみ」を行いました。
「丸バシ」とは、小高く盛り土をした(宮内省では敷地内の静かな場所に作ってありました)所で、私はフラットな場所でやってますが、近づくときに注意が必要です・・・丸バシ杭に生きた鳩を結び固定し、鷹に掴ませて、食べさせ、据え上げを行う技術です。 鷹に掛からせる距離は短く、大緒の長さの範囲です。 仕込みが進むと、距離をとって行いますが、これは遠丸バシと言います。 この時、呼子を吹いて、鳩と呼子を関連づけます。
本来、夢中で食べるうちに明るさに慣れさせることと、獲物を「持ち出させない」ことが、この仕込みの大きな目的です。 獲物を教える目的は「網懸/あがけ」では、わざわざ鳩を教える必要はないのです。 網懸は鳩サイズの獲物は学習済みのはずですから・・・
時期としては「明け/あけ」の時に始めるのですが、私が仕込んでいる鳥はハンドレアード個体ですので、いきなり明るい中で!!です。
丸バシは、鳩は暴れるし、人の管理下で初めて生きた鳩を掴むので、鷹も興奮しやすく、とっ散らかる可能性が高い仕込みです。 ですので、十分注意が必要です。
ハンドレアード個体なら、大きめの肉片やルアーを掴ませて、鷹の態度を確認、また据前も慣れてからの方が失敗しないかもしれません。 特に雑な「据え上げ/すえあげ」になってしまい、本来の目的とは真逆の「持ち出し」癖をつける結果にはしたくないですし・・・・
すべてにおいてなんですが、ひとつひとつの仕込みには、いくつかの目的と、流れとして前後に影響を与え、もっと言うとすべてが「良い鷹」を仕込むことへ絡んでいきます。
ですので、これをやれば良い!とか、ここが良くないからこれをやりなさいとか・・・では、全体に影響を与え、良い鷹を仕込むことに支障をきたすことが多々あり得ます。
仕込み中のオオタカ フィニッシュ 弟は、順調に渡りの回数が増やせています。 今日はかみさんに手伝ってもらって「振替/ふりかえ」も行いました。 丸バシの写真を載せたい所ですが、忍縄外しちゃったので、鳩使うなら、振鳩にしたいし・・・
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