かみうちの巻 426
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2020/07/28 [No.6352]

フード仕込み
自身が試みた限り、ハヤブサ類に比べ、ワシタカ類の方が難しく、なかでもオオタカ・ハイタカ類は難しい、またペアレントレアード個体より、ハンドレアード個体(インプリント)の方が難しい!

私は、背中を触られるのを当時嫌っていたGBスパ(オオタカ×ブラックスパ ハイブリッド)にバックパック、さらには取材でカメラを背負わすと言う必要に迫られ、フード仕込みをはじめました・・・と言うか真面目に取り組むことに・・・・
このGBスパは、手で顔を触るのは嫌がっていた個体(神滝と言う名で日記には出ている子)です。
なので、フードなんて出来ないだろうと思っていたんですが、なんとなくやっていると、出来るもんで・・・・
 
   顔触るのは嫌なくせに・・・

それはさておき、今のオオタカ フィニッシュ 弟も仕込んでいます。
まぁ、まだなんとも言えませんが、楽に出来る・・・感じでは、なさそう・・・・


2020/07/27 [No.6351]

バックパック
装備品の中でバックパックは、ここ10年位はどの鳥にも付けています。
波多野鷹匠に推奨されたのは、さらに10年くらい前(なので20年くらい前からと言うことに)からです。
ただ、当時は鈴板に発信器をつけて、とりあえず問題がなかったので「あまりオオタカの背中を触りたくない!」、そもそも「バックパックをどう装着するか?」など、課題がありなかなか取り組めませんでした。
その後、マーシャルからテフロンリボンと台座のついたセットが販売されたことで、私も取り組みはじめました。

また、特にGBスパ(オオタカ×ブラックスパ ハイブリッド)の硬い羽根・・・「傷むわ!」「折れるわ!」あげく鉄塔での渡り仕込み中、ハヤブサに蹴られて「鈴付/すずつき」(上尾/うわお)が根元から折られてしまいました。
その為、鈴も発信器も足につけることになり、不便を強いられてからは、マジメに取り付け方から工夫して取りつけることに・・・・・

私はマーシャルの推奨する付け方はしていません。独自工夫の付け方です。
ゆるかったり、キツかったりした場合、調整がしやすいのと、再利用が可能にしたかったので・・・・・

今まで、2枚の尾羽(鈴付/上尾)に鈴&鈴板、発信器という負担を、全体ではバックパック分の重量負担は増すものの、発信器を背中に回すことで尾羽2枚にかかる負担を分散できます。

何度も繰り返しますが、鷹に装備品をつけることは負担ですし、リスクもあります。
数グラムでも軽いほうが良いし、要らないものは付けたくありません。
特に足には足革と足環だけにしたい。
言うならば、背中につけるバックパックや鈴(尾羽とは言え背側)でも、藪を抜けてくるような場合、引っかかることはありえます。

くれぐれも甘く考えない方が良いと思います。


2020/07/26 [No.6350]

鈴、鈴板、鈴革
基本的に日本では尾羽に鈴をつけます。
目的は、鷹を見失った時に探す為!!
鷹は、尾羽を振る(お尻/ぼんぼち?を振る)習性があります。
鷹を見失った時など(私は鴨猟主体ですが、特に雉猟時は良い鳥ほど見失うとのこと)も、落ち着けば尾羽を振るので、鈴の音色を拾いやすく、探せし易いのです。
海外では両足につけますが、音色を変えること(鈴の音色としての高音、低音)で、立体的に音を聞き、距離感を掴みやすくしています。
ただ、やはり両足に、いや片足であっても邪魔になることは明らかです。
まぁ、尾羽でも、藪を抜ける時には、引っかかる可能性はありえますが・・・

昨今は発信器、さらにはGPSと高性能な「探せる」アイテムが増えましたので、鷹を探すと言う目的は薄れつつあるかもしれません。

付け方としては、尾羽の真ん中2枚「鈴付/すずつき」(上尾/うわお)の軸・・・その付根の部分に鹿革で作った鈴革を巻き、針で糸を通し、縫い付けます。
その縫い付けた鈴革に鈴板を通し、鈴革を組み、交互に編み込み(ような感じ)、鈴を通し、さらに鈴革を編み込みます。
最後に私は瞬間接着剤をたらし、押さえて、長さを合わせて、余分を切ります。
もし外れたり、鈴が割れたりした場合、取り替えることも考え、あまり短くは切りません。
ちなみに鈴板は、諏訪流の伝統的には鯉のエラの骨部分が使われましたが、私はプラ板で自作したもの、現在は発信器はつけませんが、発信器もつけられるようにパイプもつけています。
さらに、伝統的には象牙、鼈甲、装飾のついたものなど、いろいろあったようです。
花見先生の時代の宮内省では、基本的に道具は簡素で、大名道具は使われていません。

花見先生の時代には、鈴は「鷭猟/ばんりょう」の時のみで、それ以外の時は『「気病み/きやみ」になる!』と言われ、外していたようです。
常に鈴の音がすると気が休まらない・・・と、言われていたわけです。

しかし、現在はつけっぱなしです。波多野鷹匠が言うには、海外の研究では、鷹の耳は鈴の音色のような高音が聞こえないので、問題ないとのこと・・・・
また、鷹部屋や外の「架/ほこ」に繋いでいるときに、つまりは目を離している時に、変に鈴がなった場合など、トラブル発見に少しでも役立つかもしれません。


2020/07/25 [No.6349]

足革、アンクレット&ジェス
装備品の中で足革は、鷹を仕込む上で必ず(例外がないわけではないです。日本では鷹狩り時に付けてないと、その後の対処ができない・・・と違法につながる)つける道具です。
海外では、日本の足革と同じ装着法の足革(素材、形状は違いがありますが、方法は同じ)をトラディショナル ジェス(伝統的な足革)があります。

現在ではアンクレット&ジェスが当たり前になっていますが、これは波多野鷹匠が日本に持ち込んだ(たぶん!?)もので、最初はいろいろ言う人がいました。
ですが、海外でも、伝統ではありますが、敢えて使われる(考案)ようになったのは「事故を防ぐ」(減らす)為なのです。
それまでは、鷹が木の上で足革が引っかかり「ぶら下がったことで、慌てた!」「またぶら下がった状態で死んだ!」ことなどを経て・・・と言うことです。

ですので、両足をジェスではなくロープでつなぐ(フクロウで多い)、さらにロープによりもどしまでつける・・・・は、やってはいけない見本!!
また、フリーフライト時は、繋ぐための穴のあるミュウジェスでは行ってはいけません。
毎回、穴のないフライングジェスに交換する必要があります。

「面倒くさい!」と、交換しない人いるんではないんでしょうか!?

私の場合、諏訪流放鷹術では重要な「羽合せ/あわせ」を行う為に、和式の足革を改良したフライングジェスを使っています。
ただ、鹿革の性質上の問題などから、アンクレット穴のハトメ部分に取り付けっぱなしのものにしています。
また、その為、通常の革製ミュウジェスだと、摩擦で回らなくなる為、ロープジェスを使っています。
また、羽合せ時の足革のずり上がりを防止の為(その数センチのズレで羽合せしづらくなる為)、鹿革製のイギリも付けています。

ちなみに鷹の足にはエマージェンシーカプセルなどの負担になるものを極力付けたくない(例外はありますし、必要とリスクを勘案してから決めます)ので、アンクレットに電話番号を書き込んでいます。
これも現在の人工皮革では簡単な作業で、良くわかる為、今のところ不都合はありません。

思いがけない事故は、ありえます。・・・が、先人達が失敗したことを繰り返すのは、馬鹿馬鹿しいことです。
ですので、基本を理解してから、道具は工夫すべきです。
そのために、各協会やクラブなどがあり、研修会などを行っているのです。
そこで先輩達から学ぶのです。
まぁ、協会などに入らなければ、買ったお店やブリーダーからになりますが・・・


2020/07/24 [No.6348]

装備品
オオタカ フィニッシュ 弟(メス)に、バックパック、鈴(鈴革、鈴板)などの装備品をつけました。
イギリや和風のフライングジェスも・・・・

私は、鷹の据下(体重)については、装備品込みの大緒は垂らした状態で計ります。
なぜなら、大緒を水平にする方が毎回のブレが大きい気がするからです。
どのみち、他の装備品もありますので、大緒を垂らした時と水平にした時の差を頭に入れておけば良いだけ、それも自分の目安に計るならば別に頭に入れておく必要もありません。
要するに計り方が、ブレないようにすることが大事です。
まぁなんなら装備品のみの重さを計っとけば良いのです。
誰かに聞かれたら、据下(装備品◯◯g込)と伝え、聞いた人が正味の据下(なぜか、ここにこだわる人がいる/正味の据下を教えないとこっちが悪いみたいに言う人も・・・)知りたければ、引き算すりゃあ良い話!!

うちでの装備品(オオタカの)は、アンクレット、ミュージェス、フライングジェス、イギリ、鈴、鈴板、鈴革、バックパック、フード(使う鳥は)、フリー前には発信器で40gくらい、さらに大緒垂らして合計で50gくらい・・・・

鷹に装備品をつけると言うことは、大なり小なりリスクが伴います。
これは、当たり前のことですが、案外忘れがちです。
特に、シビアな実猟やフリーフライト、最近では追い払い業などで、障害物、人工物などが多い場所でのフライトはリスクが高まります。
ですので、要らないものを減らし、極力軽く、邪魔にならない工夫・・・とにかく簡素化する必要があります。


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