2024/11/13 [No.7988]
響姫/ひびき
10月初旬から始めたオオタカ “ フィニッシュ ”の弟です。 圓、因の父鷹違いの妹鷹になります。 なんとか猟期に間に合いそうです。 いつも命名で困るんですが、この個体は孵化する前から「響姫」と決めていました。
この個体はトラブルがすでに2回。 産卵時にすでにヒビが入ってしまっていてサージカルテープで補強。 親に任すと絶対割られると思い、0日スタートで孵卵器にて孵化させた個体です。 順調に育ってきたんですが、30日齢を過ぎた頃からクシャミが目立ち始め、酷くなってきたと思ったら、私が良く座っている位置から常に見ている反対側(手先)の目と鼻の間が腫れていました。 獣医さんと相談の上、投薬、溜まった水を抜くなど治療するハメに・・・ 当初はかみさんが調教する予定でしたが、治らんだらあれやし、腫れが完全に引かないんではと思われたのもあり、繁殖に使えれば良いやと、ある程度症状が軽減してからは投薬(8月下旬頃まで)だけして、その後は放ったらかしにしていました。 まぁ、それを私がやることにしたのです。 うちで生まれたハンドレアード個体で10月まで放っておいた個体は初めてですがなんも変わりなく・・・
現状、フード仕込はOK。 渡りは餌合子メインで、羽節は日に1〜3回程度、ルアーは仕込み(丸ハシ仕込を兼ねて)ましたが、なんなく面倒(下ろす場所の安全性含む)なので今まで数回程度。 丸ハシ仕込/鳩(生餌含み/網掛の場合、生餌(獲物)を教えるためではありません)は一度もなんとなくタイミングが合わずやっていません。 ※本来は渡りなど始める前(明け時)に行います。 実猟前に鳩(生餌)の紹介をとも思いましたが、ここまで来たので逆に教えずにどうなるかも見てみたくあえてやらず仕舞いに・・・・ この個体は巢鷹(ハンドレアード個体)で、教えてないので生餌を知りません、さあどうなんでしょう?
ちなみに猟期中は実猟している個体はいろいろリスクがあるので、他個体とは接触させないように管理することにしました。 もちろんそれでもリスクは0ではないですが・・・ ですが、鷹匠としては実猟しないってのもねぇ・・・・・
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