2023/10/16 [No.7550]
「鞢/エガケ」
「餌掛」と書いたり、単に「掛け/カケ/かけ」と言ったりもします。 諏訪流以外では「弓掛/ゆがけ」とも言う方もいますが、弓用なので「弓掛」の方がしっくりくる(弓道で使われています)し、書物などが出て(証拠として)も、伝聞で書かれたりしているものですので真偽の程は・・・・ まぁ、少なくとも諏訪流では「鞢」の字を使い「エガケ」と言います。 鷹を据える/扱うときに使う柔皮製(通常は鹿革)の5本指の手袋です。 諏訪流では縫って裏返すので、縫い目は内側に来ます。 ちなみに、宮内省では「燻し革/いぶしがわ」でつくられています。 また他の道具も飾り気のないしっそな物ばかりです。 「羽合せ/あわせ」を行う日本の放鷹術では手に伝わる鷹の足の感覚などを重要視するため、フィット感が良い現在の形になったと言えます。 日本放鷹協会では、鷹匠認定試験を受けるまでにこの「鞢/エガケ」が縫えるようになっておく必要があります。 他には足革も縫える必要があります。 宮内省の道具でも鷹匠自ら作る道具は多くありません。 「鞢/エガケ」もミシン縫いの物もありましたので、発注もされていたようです。 協会では流石にないと困る道具だし、縫い物くらいは時間をかけてでも努力すればなんとか作れるだろうと言うことで、課題になったと聞いています。 宮内省では忍縄筒は鷹匠が手作りしていたようですが、協会では課題とはなっていません。 ただ、必要な日本の道具は一揃え所有していなければなりません。 また、鷹部屋、鷹小屋もなければならなかったんですが、随分前に繋ぐ場所があれば良しとなっています。
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