2024/11/22 [No.7997]
フード仕込
通常、フード(頭巾)はハヤブサに使う道具です。 フードは海外のものですが、日本にも頭巾(和式フードと言っちゃうと・・・)はあります。 ハヤブサには必要なんですね! ですが、海外では鷲類にも使います(伝統的に)し、鷹類にも一部使っている人達はいます。 NPO法人日本放鷹協会でも波多野鷹師(現役時)や数名の鷹匠がオオタカにフードを仕込んでいました。 ただ安定して「嫌がらせずに被せる」ことは難しく苦労していました。 海外に行って見てきた者も、向こうの鷹匠もオオタカのフード仕込は苦労していたようで『「なんのためにやってんだか!?」と言っていた』というのが印象的でした。 私も波多野鷹師の影響でフード仕込は始めましたが、早々に断念・・・当時は嫌がらせるだけでした。 ですが、ここ十数年はオオタカのフード仕込はある程度できるようになりました。 オオタカ×ブラックスパロウホーク ハイブリッドの「神滝/みたき」の時に必要に駆られバックパックを使い始めたんですが、発信機を装着するのに手間取り、また撮影でカメラを背負わせると言うことがあり、フードを使うようになりました。 それ以前の鳥も使ってみたりはしたんですが、とりあえず被せれたって程度で到底「フード仕込ができた」とは・・・
今になるとなんでこんなに苦労してたんだと思えますが・・・
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