日本での架は海外ではスクリーンパーチと呼ばれています。しかし、ぶら下がり事故が多いため勧められないのが現状です。特に体調が悪い時にタカが休めないのは問題となります。現在ではより安全な西洋式のパーチが使われます。基本的にはタカ類はボウパーチ、ハヤブサ・フクロウ類はブロック(ブロックパーチ)を使います。又,さらに安全なセルフパーチも使われています。セルフパーチは構造が簡単なため、日曜大工で製作が可能です。
猛禽類を繋ぐあるいは飼育する空間。室内の置くものをケージ、野外へ設置されたものを小屋ないし鷹部屋と言います。小型種等は鳥かご程度の大きさのスペースでも飼育が可能です。コノハズク等の場合450(幅)×450(奥行)×600(高)mm位のケージ。中型猛禽類(ハヤブサ・オオタカ)クラスで1800×1800位のスペースが必要です。いずれも専用のものを必要とします。 猛禽類の飼育にはいわゆる金網の鳥かごやペットゲージは羽根を傷めるので不向き。
飛んでいった鷹、獲物を追って藪等に入った鷹の居場所を特定するために使います。西洋では左右の足2個付けます。また、左右の音色が違い、距離感が把握しやすくなっています。日本のでは、尾羽に鈴革を縫い付け、鈴板を反響版のようにし洋風の鈴の高音の方を1個取付けます。尾羽につけるのは飛行時の抵抗になりにくく良いとされています。又、鈴板には発信機の取り付けようの金具をつけ、飛ばす時は発信機、飛ばさない時は尾カバーを取付けます。繋いでいる時には異常な鈴の音で鳥の様子を知ることも・・・・
エガケや足革(鹿革・カンガルー革・牛革etc)のケア用です。柔らかさを維持したり、硬くなった時に擦り込んで柔らかさを戻したりします。さらにシリコンは撥水効果も高く、特に足革等は切れにくくなるため、繋ぎっぱなしで手入れをしないタカの足革には最適です。私のようなマメでない方にも便利です。