2013/04/16 [No.3506]
ハンドレアード個体
ハンドレアード個体とは、人間の手で育てた個体の意味です。まぁ通常は「インプリント」もしくは「プリント」と言われる個体です。「インプリント」とは刷り込みの意味ですので、本来は人に刷り込みが入った個体を表す「ヒューマンインプリント」が正しい。また、刷り込みが入るかどうかは結果なので、ほぼ同じ意味ではあるのですが「ハンドレアード個体」をうちでは使っています。まぁ、要は自信の無さの現われです。
オオタカの場合、網掛や小屋育ち(ペアレントレアード個体:両親が育てたの意)神経質で、実演や町場での鷹狩り・・・などでは扱いづらい点がデメリットとして大きい。 それに対し「鳴き」や「羽襖をするなどの振る舞いの悪さ」、「自然繁殖は望めない」等のデメリットとのバランスを考えても、ハンドレアード個体の方はメリットが大きい・・・と言うことで、一般にはハンドレアード個体を勧めている。
また、フクロウ類もハンドレアード個体でなければ、ペット感覚で飼うべきでない・・・と言われます。
もちろん、ワイルド個体で・・・「ハンドレアード個体が選べない」、「その個体を気に入ってしまった」等、特徴を理解した上、また苦労することが前提で、その子を選ぶ・・・は、飼い主の自由である。
それに比べハリスホークは、猛禽類の中でグループで活動する唯一の種(他にも居ないとは限らない・・・が)で、もともと慣れやすいため、扱いの面で「苦労するであろうハンドレアード個体」は勧めていない。海外でも、「○○日の間は両親に育てさせています。」(当然ペアレントレアード個体です。)が売り文句になる。
もちろんフクロウ等とは反対の理由で「特に騒がしい環境で飛ばす」、「鷹狩りとは違う方向性で馴らす」などの理由でハンドレアード個体を選ぶのは飼い主の自由である。ですが、特にメスは「手に負えなくなり手放す」、「まったく飛ばせず、邪魔者に・・・」なんてケースもあるのでよく検討した上での飼育を決めて欲しい。
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