2015/02/16 [No.4244]
それじゃ獲れません
昨日の帰りなんですが、狩場を見ながら車を走らせ店に・・・ その途中、川幅1mほど(水面の幅・ちょうど狭くなっている)の所で、オオタカが行ったり来たり・・・ 水面にはカルガモが2羽・・・ しばらく見ていると、カルガモめがけて突っ込むんですが、もぐられて。交わされて・・・まぁ、その繰り返し・・・ 鷹狩りにおいても、一度脅かして飛び去れば獲れません。 かと言って、飛び出し遅れたカモは、なかなか飛び上がりませんので、躊躇なく水に飛び込むか、上手く水面でもぐり際を獲る子でないと、獲れません。 躊躇なく飛び込む子は飛び込んではずされやすく頭の良い方法とは言えません。 もぐり際を獲る子でも、交わされれば濡れてしまいその後は狩りにならないどころか、野生であれば地面で乾かしているうちに外敵に狙われかねない。上手く獲る子は鷹匠の鳥として・・・は、良いなのである。 躊躇無く・・は、ねぇ・・って感じです。
つまり、鷹狩りではカモの飛び立ちを横合いから羽合せて獲るのがオーソドックスであり、いろんな条件が重なり他のパターンでも獲れる。 つまり偶然に獲れることの方が多いのです。 ましてや、水面で鷹の突込みを避けながら、浮いているカモはそうそう獲れはしません。 鷹狩りにおいては、それ以上やると場所が荒れるだけなので、止めて場所を変えるべきです。
まぁ、野生の鷹なので御自由になんですが、それじゃ獲れませんよ・・・と、教えてあげたくなりました。
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