2022/11/10 [No.7205]
「抉/クジリ/くじり」
本来、諏訪流放鷹術では鹿革で作った足革を付けるのですが、現在は事故防止の観点から「あ・え・て」洋式にはなるのですがアイルメリィ方式の足革を使っていますし、協会会員やお客さんにも推奨しています。 ですので、ほぼまったく使わなくなったと言える道具のひとつに「抉/クジリ/くじり」があります。 この抉は足革を付ける際、鹿革の切れ込みに鹿革を押し込む時などに使います。 ラジオペンチなんかでやっちゃうことも多いのでますが、本来はこの抉を使い、イギリを通す時には「ウグイス」を使います。 また、抉は革を伸ばしたりするのに使う・・・とあるんですが?・・・・今度聞いてみよ!!
ラジオペンチや目打ちなどは、鹿革を傷つける恐れがあり、鹿革と同じく鹿の角を鈍らせたこの抉の方が革を傷つけにくいとされています。
ちなみに「放鷹」には、「鞢/エガケ」 や「足革」「イギリ」などは「柔皮/じゅうひ」製とありますが、鹿革(皮)とは書かれていない。 まぁ、鹿革以外の選択肢はほぼ無かったんですが・・・・
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