|
2023/02/02 [No.7291]
口餌籠と餌合子
口餌籠は通常竹製(古くは主流?)か籐製(宮内省は籐製)で、その名の通り口餌を携帯します。 なんかあった時に齧らせるのに口餌が必要で、口餌は渡りで呼ぶための「呼餌/おぎえ」の役割、獲った獲物を外す時に差し替えたりするのにも使います。 ハリスホークなどの調教で口餌をかけない事がまるで良いことのように思われている人がいますが間違いです。 適所でかける必要があるのです。
餌合子は渡りで鷹を呼び戻すための道具で、これを使わずして伝統と言われても・・・・いささか言い過ぎですが、口餌でしか戻らない鷹を良しと言われても困ります。 なぜなら口餌は大きければルアーと変わらず、エサの直接見えない入れ物(餌合子)で呼ぶのは一段ハードルが上がりますがそれが日本の伝統です。 伝統的な調教を行うならば、決して難しいことではなく、誰でも(協会鷹匠、会員は出来る、もしくは出来るように努力しています)可能です。 ・・・と、会員にはっぱをかける意味を込めて・・・ ※他人のお下がりで矯正するレベルの鳥はその限りではありませんが・・・
ちなみに口餌籠はおへそのあたりにぶら下げます(昔なら帯、今はベルト)。 腰ではありません。
また餌合子は腰にぶら下げるのですが、本来帯ですので、ブラブラせず、サッと抜き取れます。 また、口餌籠が鷹から口餌の見えるおへその位置でも鷹が突っ込むことはありません。 その理由は正しく学べばわかります。
ちなみに丸鳩入れは口餌籠と同位置にぶら下げますが、実猟時には使わないのが通常です。 まぁ、私はこれは酷使するという理由(昔は無かった、もしくは少なかったコンクリートの堤防など)で丸鳩入れを使っていますが・・・ もちろん、丸鳩入れで口餌や本来の丸鳩が見えていても突っ込むことはありません。
いつまで突っ込む・・・突っ込むようにしちゃったのには理由があるのです。
|