かみうちの巻 1295
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2009/09/18 [No.2025]

G×Bスパ
中国系オオタカとブラックスパのハイブリッド
2008年生まれのハンドレアード個体のオス

「刹那/せつな」

塒はかなり進み、現在尾羽は片側後1枚と言うところまで来ています。胸も8割がた変わり、後一歩!!?

感想は・・・
う〜ん、良くも悪くも中間的な感じです。まぁ、黒っぽいオオタカ!?ちょっと尾羽が長いけどねぇ!?って感じです。

顔を上下に回すのは子供っぽさの表れ、頻繁にするのはプリント度合いが良いと言えます。他にプリント度合いを測るのには「アヒル寝」ですね!早朝などにはほとんどの子が、日向ぼっこしながらアヒル寝を・・・人が横にいてもおきない子やボウパーチの上でする子もいます。


2009/09/17 [No.2024]

ネタがあるので、写真があまり気味・・・もったいないので載せます。
写真が無い時の日記用に撮っておいた岡村鷹匠の2002年生まれのロシア産オオタカ・兄の「剣/つるぎ」!!
現在、岡村鷹匠の仕事の都合で家に置いて置けない、さらになかなか訓練できないのですが、河童で元気に生活しています。岡村鷹匠はこの子を「死ぬ?」まで使うとの事ですが・・・・今年も訓練はできそうにありません。


2009/09/17 [No.2023]

丸ハシの仕込み・・・参
W氏から丸ハシ仕込みの写真が送られてきた。
こちらは羽襖をしている。興奮度が高い感じではあるが、顔つきもよく、獲物(活餌)によく集中していると思う。
この集中度で、視野が広がれば良いのですが、ガチャガチャになる可能性もあります。というか、若干ガチャ気味に見えます。ただ私の場合だと、様子を見ながらこのまま飛ばし込んで、ゆっくり肉色を上げて行く方法をとるでしょう。それも河童の敷地内ならの話で、敷地内でガンガン飛ばしてから、そのウエイトを基準に狩場に合わせ調整でしょう・・・・

昨日の晩メールで返事を書いたのですが、写真はファイルを開けていませんでしたので、あまりちゃんと見ていませんでした。
丸ハシを行う場合はあくまで、「据え上げ」と1セットになりますし、むしろ据え上げの方が重要です。ですので、周りの草などは少ないもしくは無い方が良いかと思います。・・・と言うのはガサガサ音を立てて近づく事になるからです。本来、最初は足元で行うものですが、当然徐々に距離は伸ばします。据え上げに慣れてくれば、場所はどんなところでも良いのですが、猛禽類は落ち葉を踏むような音に対し敏感で、怖がりますので、最初のうちは何も無い場所が良いのです。宮内省では敷地内に小土手を作り、据え上げ時の目線の状態がフラットになるようにしていました。そこまでせずとも近づくときに脅かさないよう、周りになにも無い所で行い、近づくときのプレッシャーを軽減させましょう。また、周りに林等があると、林の中や植え込みの陰等に、持ち込もうとする衝動が出やすい(むしろ持ち出しの癖を強めてしまいます)ので、周りにも何も無い広場的な場所が良いでしょう。


2009/09/16 [No.2022]

丸ハシの仕込み・・・弐
現在、主流である「巣鷹」(野生生活には至らないので獲物を知らぬの意)の訓練においては、諏訪流でも獲物を教える意味は有ります。この場合は「丸ハシ・・・状態にして獲らせる」と言っています。
巣鷹の場合はハトでさえ怖がらせる可能性が有りますので、十分に「肉色/しし」を下げる必要(下げすぎももちろんダメですが・・・)があります。
また、掛からないからと言ってしつこく見せる(やらせようとする)のも怖がらせるだけで逆効果で最悪です。
「丸ハシ状態」で獲物を教えるのは、網掛の場合等でも、大物に掛からない(自然では獲りやすいものを獲っているので、キジ等の大物をターゲットとしていない個体も多くいます・・・と聞いています)等を修正する場合にも使われます。この場合も十分に肉色を下げておきます。
教える場合はたっぷり食わせ「獲ったら喰える」を十分に教えます。特に兄(オス)の場合、「苦労して獲ったのに、喰わせて貰えない」と、「行かなくなる」のが明白です。そんなことも解らない(鷹が)ほど狂わしてしまって(鷹を)いれば、話にはなりませんが・・・・これは以後続いていく野仕込み(実猟)においても同じ(特にオスは)です。

中国系オオタカの「旋/つむじ」の塒の状態・・・ほぼ終わっています。この子は2003年生まれですが、以前塒中に翼を骨折しているので、今後使うつもりはありません。


2009/09/15 [No.2021]

丸ハシの仕込み・・・壱
吉田氏のオオタカ「白峰/しらみね」は、丸ハシの仕込みを行ったそうです。

丸ハシとは生きたハトを丸ハシ杭にて地面に固定し、鷹に獲らせて、喰わせる技術です。
これはよく「獲物を教える技術」と紹介されますが、網掛を主流とする諏訪流では違った意味を持っています。網掛では野生生活をしていた鷹ということになりますので、当然活きた獲物を獲っていた訳で、獲物(活餌・ハト)は知っています。また、ハトは野生生活でも「良く狙うサイズの鳥」なので「行かないサイズの鳥」ではありません。ですので、活餌を教える意味は無く、「鷹匠の拳」から獲物を狙う(狙わせる・行きたい時に行ける)ように仕向ける効果(ホゴシの一環)と、獲った後に鷹匠が据え上げに近づく事を許容するようにする為に行われます。この時(特に据え上げ)の細かな技術がかなり有りますが、据え上げが雑だと鷹は不信感を覚え、獲物を持ち出しするようになったりし、小型の獲物(コガモ・コジュケイ以下のサイズ)は狙えない鷹になったりします。

ましてや拳で獲物を持ち、鷹がそこへぶら下がるような据え上げは最悪です!!

また、据え上げが下手だと、獲物はボロボロ、グズグズになったりするので、昔なら献上する獲物にはなりえなかったでしょう。

・・・続く

白峰は、巣鷹(ハンドレアード個体)でありながら羽襖をついていません。お行儀が良いと言えますが、巣鷹としてはよそよそしいとも言えます。「いったん出た羽襖が訓練によって直った」が良いのです。まだ訓練初期なのである程度はしょうがないのですが、「懐け」が甘いわけです。
また、訓練が進んでてもこれだと手の内に入ってないとも言えます。もちろん絶対ではりませんし、価値観の問題もありましょうが・・・


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